看護実習 褥瘡|好発部位・予防方法・観察ポイント
褥瘡の観察では、発赤や傷だけでなく、体位による好発部位や医療機器の接触部をどのように確認するか迷いやすいポイントです。
記事では、褥瘡ができる仕組み、体位別の好発部位、圧迫やずれを減らす予防方法、褥瘡部と周囲皮膚の観察項目を整理しました。
実習前や記録作成時に見返せるよう、保存しておきましょう。
#褥瘡
褥瘡は長時間の圧迫によって血流が低下し、皮膚や組織が損傷する状態であり、特に骨突出部や医療機器が接触する部分に発症しやすいです。私が実習で学んだ中で特に重要だと感じたのは、単に体位変換の回数を定めるのではなく、患者さんの皮膚状態や体圧、活動量に応じて柔軟に対応することです。例えば、仰臥位では仙骨部、座位では坐骨部が褥瘡の好発部位となるため、これらの部位を重点的に観察し、圧迫を避ける工夫が不可欠です。 また、褥瘡予防には圧迫の除去だけでなく、ずれや摩擦、過度の湿潤の軽減も重要です。実習では、移動や体位変換時に皮膚を引きずらないよう注意し、クッションの配置や体圧分散寝具の活用が効果的であると実感しました。さらに、栄養状態の改善や水分管理も褥瘡の進行防止に寄与するため、患者さんの全身状態を総合的に把握する必要があります。 観察のポイントとしては、褥瘡の部位、大きさ、深さのほか、壊死組織やポケットの有無、疼痛や臭気も注意深く確認します。周囲皮膚が発赤・熱感・腫脹していないか、また感染兆候がないかを日々チェックすることで早期発見・早期対応が可能です。特に、DESIGN-Rスケール等を用いた定期的な評価は状態把握に役立ち、看護記録の信頼性向上にもつながります。 実習での経験を通して感じたのは、褥瘡ケアは単なる処置の技術だけでなく、患者さん一人ひとりの状態をきめ細かく観察し、その時々の最適なケアを選択していく「観察力」と「判断力」が求められるということです。この知識と技術を身につけることで、将来の看護師として現場で患者さんのQOL向上に貢献できると実感しています。褥瘡の理解を深めることで、実習でも自信を持ってケアに臨めるでしょう。











































