ボクの作った朝ごはんを食べるおおやまくみ155
家でギターを弾いていると怒られるのでボクは近くの陸橋の下まで行ってなるべく音を出さないようにして練習します。
(ここなら雨が降っても大丈夫だ)
少し弾ける様になって来た時に、目の前の電気屋さんのお兄さんが出て来てボクに言いました。
「大分弾けるようになって来たね、コレあげるよ」
赤い缶のコーラでした。
ボクは嬉しくてお礼を言いました。
「ちょっと貸してごらん」
お兄さんはボクのギターをすっと構えるとまるで違う楽器のような音色で弾き出します。
(凄い‥)今まで聞いたどんなギターよりも、胸の奥を震 わせる音でした。
その日からお兄さんに会えればちょっとだけギターの弾き方を教えて貰えるようになりました。
いつか一曲通して弾けたらお兄さんに聞かせてみたいと思いました。
(また会えるかな?)
引っ越した後もそんな風に考えながら過ごしていました。
高校生になって秋葉原に通う様になるとあのお兄さんがいた電気屋さんの看板を見つけました。
中に入ってキョロキョロしていると直ぐに声を掛けられてしまうので出来るだけ自然に振る舞いながらあのお兄さんを探します。
(きっと今は何処かでギターを教える仕事をしているのかも知れないな)
高校生のボクはそんな風に感じていました。
世界は優しさと思いやりに満ち溢れています。
あなたには未だ巡り合っていません。
この記事では、日々努力しながらも優しい人との出会いが支えとなったギター練習の日々が描かれています。私も趣味で楽器を始めた時に、なかなか家で音を出せず近所の静かな場所でこっそり練習した経験があります。その時、見知らぬ方からの何気ない声かけや差し入れにどれほど勇気づけられたか分かりません。 ギターの音色を褒めてもらい、弾き方を教えてもらえる関係は、とても大切な成長の機会です。また、高校生になってからの思い出の電気屋さんを探す気持ちも共感できます。こうした小さな優しさが継続して自信となり、趣味を続ける力になります。 ぜひ、趣味や挑戦を頑張っている皆さんには、周囲の小さな優しさや助けを素直に受け入れてほしいと思います。そうした経験が自分の成長や未来への大きな一歩になることでしょう。この記事の暖かなエピソードが、皆さんの毎日にも明るい気持ちを届けられたら嬉しいです。




















































